<Event report>ドリフトウッド&グリーン製作(9月16日ワークショップ)

第6回「ドリフトウッド&グリーン」

 

9月16日、曇。

 

急カーブして日本に向かってきた台風18号の影響もなく、東京はなんとか雨が降らずにすみました。夏の暑さもやわらいできたこの日、6回目の東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップです(8月の開催はお休みしました)。

 

今回はドリフトウッド&グリーンです。

 

このワークショップに参加する前は、「ドリフトウッドって何?」という無知な私でしたが、ドリフトウッドとは流木のことです。ドリフトウッド。なんだかカッコいいですね。積極的に使っていきたいと思います。

 

さて、このドリフトウッドを使って何を作るかというと、コレです。

私が参加したのは午後の回で、この作品は午前の回でスタッフが作ったもの。

 

カッコいい。

 

この流木、いやドリフトウッド自体がいい味を出しているのですが、それにグリーンをうまく配置していてアートになっています。

 

このドリフトウッドは、東急ハンズのスタッフさんたちが、このワークショップのために海や川で日焼けしながら拾ってきてくれたもの。ちなみに、ドリフトウッドといえども勝手に拾って持ってくるわけにはいかないそうで、ちゃんと許可を得た上で持ってきているそうです。さらにそれを洗浄したりと、かなり手間がかかっています。ありがとうございます。

 

さて、今回の講師を務めていただくのは、二子玉川にあるフラワーショップ『メゾンフルーリー』オーナーの佐々木久満先生。NHK趣味の園芸、月刊誌『フローリスト』『花時間』などでも活躍されているフラワーデザイナーです。

まずはドリフトウッド選びから

 

今回のワークショップは、過去の制作に比べて自由度が高くなっています。「好きなようにやってください」というのは私の最も苦手とするところでして、「今回はこれまで以上にセンスが問われるのでは…!」とビクビクしていました。前回のワークショップ同様、妻と娘からは「かわいいものを作ってくるように!」との指令を受けていたからです。

 

なお、今回は使用する材料にルールがあるとのことでした。

使うドリフトウッドはこの中から1点のみ。

 

そして、フェイクグリーンや小物は大1点、中1点、小2点。

 

はい、これくらいの制限があったほうが、初心者にはやりやすいです。そして、特に難しい説明もなく、制作スタート。

 

まずは土台となるドリフトウッド選び。

 

どれにしようか…と選び始めると、スタッフさんから無言で1メートル近くある巨大なドリフトウッドを手渡されました。そのドリフトウッドを手に、しばし脳内シミューレーションを。検討の結果、無言で元の位置に戻させていただきました……(すみません)。

 

そんな弱気な私が選んだ素材はこちら。

手頃な感じの無難な大きさですが、少々主張している部分もあるという、守りに入ったセレクトです。

制作開始!

さて、材料を選んだら後は作るだけです。

ドリフトウッドに小物をグルーガンを使って接着していきます。樹脂を熱で溶かして接地部分に付け、乾けば透明になって固まるというもの。この作業自体は難しいものではありませんが、細かい作業になるとついつい入り込んでしまいます。

 

皆さん、黙々と作業に没頭しています。この一室の雰囲気が、職人というかアーティストというか、真剣です。私も負けじと黙々と。

 

ところどころ、先生のアドバイスも入ります。

 

今回は作品の自由度が高いため、制作時間は人それぞれ。早く終わる方もいれば、まだまだ細部で悩む方も。

完成!

そして、1時間も過ぎれば皆さん、ほぼできあがり。

どうですか、この素晴らしい作品たち!

 

そして、私が気後れしてしまった1メートル近いドリフトウッドを使い、見事に仕上げたお客様も!(手前の作品です)

 

なお、私の作品はこんな感じ。先生から「なかなかいい出来だと思いますよ」とのお言葉をいただき、いい気分で終えることができました。

 

最後はみんなで乾杯!

 

なお、今回の材料は東急ハンズさんでも販売していますので、自宅でも流木…いやドリフトウッドアートを楽しんでみてはいかがでしょう。自分の作品を愛でながらビールを飲むのもいいものですよ。

 

次回のワークショップは10月15日(日)。「木のスプーン」を作ります。SVB東京の「FRESH HOP FEST」開催中の実施となりますので、フェスに遊びに来がてらぜひご参加ください!

 

 

追記:

帰宅後、妻に作品の点数を聞いたところ「まあまあじゃない」という回答とともに89点をいただきました。本当にありがとうございました。