<Event report>グラスを形どったシルバーアクセサリー製作(7月16日ワークショップ)

第5回「シルバーアクセサリー」

7月16日、曇。

 

快晴ではないとはいえ、気温は当然のように30度超え。外を歩いているだけでかなりの汗をかいてしまうほどの暑さでした。違う言い方をすると「ビールがよりおいしく感じられる暑さ」といったところでしょうか。

 

この日は、毎月第3日曜日に開催している東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップ。5回目の今回は、シルバーアクセサリーです。

今回の先生は、相田化学工業株式会社の宇土さん(左)と松下さん(右)。

シルバーアクセサリーは、「アートクレイシルバー」という粘土状になった銀を使って、好きな形に作り上げていきます。目指すはこんな感じ。グラスの形にくり抜いたアクセサリーに仕上げます。

ヤスリやブラシなども使って仕上げていくのですが、私でもうまく作ることができるのでしょうか。実は妻と娘から「かわいく作ってくるように!」との指令を受けており、個人的な事情から失敗は許されません。

シルバーアクセサリー製作開始!

先生から簡単にレクチャーを受けて製作開始! 一見普通の粘土に見えますが、これが世界に2つとないシルバーアクセサリーに。

これをトレーシングペーパーで挟んで、延ばしていきます。ここまでは特に難しいこともなくスムーズ。

次に、粘土にグラスの形を転写します。くり抜きたいグラスの形を選んで、鉛筆で輪郭をなぞり、粘土を貼り付けると輪郭が転写されます。「Daydream」に使われているグラスの形を選んでみました。

それを画鋲の針でくり抜いていくのですが、結構雑な感じに……。後ほどヤスリでキレイに整えるということで、それほどキレイにくり抜けなくても大丈夫とのこと。ですが、やはりこの時点で少しでもキレイに整えておいたほうがよかった、と思ったのですが、それはもう少し先の話……。

みなさん真剣です!

粘土を乾燥させてヤスリがけ

くり抜いたら温めて乾燥させ、カリカリにしていきます。

乾燥させたらヤスリをかけて、キレイに整えます。実はここが結構重要な作業。ここでしっかり形を整えることができるかどうかが、最終的な出来に関わってきます。

 

先生の見事な手さばき。

参加者のみなさんもヤスリがけの間は無言に。一言も発することなく、黙々とヤスリをかけていきます。

私もやや雑になったくり抜き跡をキレイにすべく、必死にヤスリをかけていたのですが……ここで緊急事態発生! なんと、力を入れすぎたのか、折れてしまいました! せ、先生!

 

すると、いとも簡単に(簡単ではないのかもしれませんが……)、直してくれました。いやあ、どうなることかと思いましたが、先生のおかげで無事に修復。個人的な事情もあり、冷や汗をかきました。

みなさんよりも少々作業が遅れてしまいましたが、なんとか追いついて次の作業へ。今度はやや液状になったシルバーを、スポンジに染み込ませてポンポンとグラス上部に付けます。ビールの泡ってことですね。この後は粘土を焼成します。

いよいよ粘土を焼成!

専用の機械を使って焼いた後は、水に付けて冷やします。

それをステンレスブラシで磨くと……

こうなります! 右半分が磨いた部分です。

みなさん必死に磨いて磨いてついに完成しました! 力作ぞろいです!

作業の後はみんなで乾杯!

なお、私の作品はこちら。妻と娘の反応についてはノーコメントとさせていただきますが、1時間半ほどの作業時間で楽しくシルバーアクセサリーを作ることができました。

ちなみに、自宅でシルバーアクセサリーを作る場合は、ドライヤーで乾燥、ガスコンロで焼成することで対応できるそうなので、ぜひ試してみてください!

 

次回のワークショップは9月16日(土)。「流木グリーン」を作ります。ぜひご参加ください!